重電設備での水質管理

電気抵抗率計（比抵抗計）：7721-A100N／7731-A121

課題や導入の背景

• 電力会社や鉄道会社が所有する変電所に設置されている重電設備（トランス・リアクトルなど）は、冷却の際に鋼板を直接冷却する場合もあり、絶縁性のある純水・超純水を使用していました。
• 腐食障害などを防止するために適切な処理や管理が必要で、管理が不十分な場合、腐食などのトラブルが発生し、電力供給や鉄道の運行に支障が出てしまう可能性がありました。
• 社会生活に重要なインフラである電力・鉄道で使用する設備なので、トラブルが発生すると大きな社会問題になってしまう可能性もあり、使用している「水」の管理は重要でした。

採用のポイント・主な採用機種

• 全国の電力会社や鉄道会社が所有する変電所の重電設備の冷却水管理用として、当社の電気抵抗率計(比抵抗計)が採用されており、電力・鉄道で使用する重電設備の安定した稼働に貢献しています。
• 純水や超純水を使用した冷却システムを採用していることが多いため、高精度で測定ができる「7731-A121」や「7721-A100N」が多く採用されています。
• その他、変電所内で使用している、クーリングタワーやコンプレッサーなどの冷却水管理にも活用されています。