CASES
ご利用事例
- 電気伝導率計
- アンプ一体型センサー
- 冷却水
- 冷却循環水
- チラー
- 2023. 03. 20
チラー装置での水質管理
アンプ一体型電気伝導率センサー:7786-A121/7780-A121
電気伝導率(導電率)測定モジュール:7733-A100/7742-A100
目次
課題や導入の背景
- 半導体・工作機械・医療用機器など、様々な装置の冷却用途で使用されているチラー装置は、冷却で使用する「水」の管理が重要で、発熱体を冷却する過程で水が濃縮しスケール化で配管を詰まらせるなどのトラブルが発生していました。
- トラブルが発生した際に、純水装置などから供給されている水に問題があるのか、装置側での問題なのか、トラブル発生の原因分析が難しく、なかなか対策が見つからないといった問題がありました。
- 循環水の管理用に水質管理計器が必要でしたが、小型装置では設置スペースや計測器にかける予算があまりありませんでした。
採用のポイント・主な採用機種
- 主にアンプ一体型センサーを採用頂いており、小型のチラー装置などを中心に、年間500台以上の採用実績があります。
- 循環水を適正に管理することにより、スケール化などにより配管が詰まる前に予防措置がとれるようになり、装置のメンテンス費用などの削減が可能になりました。
- 供給されている水によるトラブルなのか、装置側でのトラブルなのかの分析ができるようになり、トラブル防止対策などがしやすくなりました。
- 小型装置などで、設置スペースや予算の関係などで搭載することが難しい場合でも、「アンプ一体型電気伝導率センサーシリーズ」なら、ゴルフボール大の超小型センサーなので、設置スペースがほとんどいらず、価格も従来製品の1/10程度で導入が可能です。
- エチレングリコールなどのクーラント液や純水を使用するタイプのチラーでも、「電気抵抗率シリーズ」を使用することで、純水の管理や絶縁確認の用途にも使用できるようになります。