CASES
ご利用事例
- 電気抵抗率計
- 超純水
- 冷却循環水
- 水素
- 2023. 03. 20
水素ステーションでの水質管理
電気抵抗率(比抵抗)測定モジュール:7733-A100/7741-A100
電気抵抗率計(比抵抗計):7721-A100N/7731-A121
目次
課題や導入の背景
- 「水素」は脱炭素社会実現にむけた新たなエネルギー源として期待されており、様々な水素利用への取り組みが進められている中で、燃料電池自動車へ燃料を補給する「水素ステーション」の建設が進んでいます。
- 水素ステーション内で水素の製造・充填販売まで行う、「オンサイト型水素ステーション」では、都市ガスやLPGなどを改質して水素を発生させる際に純水が使用されています。
- また、水素を貯蔵する際の圧縮/蓄圧時の冷却水などでも純水を使用しており、水素ステーション内で使用する「水」の水質管理は施設を稼働させるにあたって、重要な要素となっていました。
採用のポイント・主な採用機種
- 全国のオンサイト型水素ステーション30ヶ所以上で、当社の電気抵抗率計が採用されています(2022年3月末現在)。
- 主にモジュールタイプ水質計:7733-A100/7741-A100が採用されています。
- モジュールタイプ水質計は、表示機能や警報出力機能はありませんが、省スペース・低コストで設置が可能な製品で、近年、PLCにセンサー情報を集約し、タッチパネルに表示するといったことが主流になっていることもあり、水質管理を必要とする装置・設備機器では採用事例が多くなってきている製品です。
- 水素ステーションで使用する「水」を適切に管理することで、稼働率の向上や品質管理など、施設の安定した稼働に貢献しています。