CASES
ご利用事例
- 電気伝導率計
- 排水/液肥
- 農業
- 2023. 03. 20
農業用水路での水質管理
電気伝導率(導電率)測定モジュール:7733-A100+7735-S110
目次
課題や導入の背景
- 東日本大震災以降、地盤沈下などの影響により、海に近い農業用水路に海水が流れ込むことが多くなり、農作物に被害がでる可能性がありました。
- 農作物の被害を防ぐために水質確認用のセンサーを導入し、海水が流入した際に水門を閉じ、農作物への被害を低減することを検討していました。
- 通常は水道水程度の水質ですが、海水が流入すると急激に測定値が変化するので、測定レンジの広い計測器を探していました。
採用のポイント・主な採用機種
- 主に、高濃度測定が可能な7735-A100と4電極センサーの7735-S110を採用していただいています。
- 10,000μS/cmまでの測定が可能なので、海水流入時も問題なく測定ができています。
- 汚れに強く、投込みで使用可能な4電極センサーを使用しているので、用水路に投込みで設置が可能なので、低コストで設置することができました。
- アナログ出力と警報出力を搭載しているので、管理センターへのデータ転送や単独での警報出力も可能となっています。
- 豊富な外部出力(警報出力・アナログ出力)を搭載しているので、単体での警報監視やデータロガー等との連携も可能です。